2018年2月
発起人代表  大庭 三紀(d3 Art Studio)

人口減少が問題とはなっているが、北九州市は住みやすい街であると全国トップレベルにランクされ、注目を集めるようになりました。

文化面を俯瞰すると

  • 音楽は北九州ソレイユホール、北九州芸術劇場、響ホール、黒崎ひびしんホール 他市民会館
  • 文学は北九州市立文学館、北九州文学サロン、北九州市立松本清張記念館
  • 演劇は北九州芸術劇場
  • サブカルチャーは北九州市漫画ミュージアムと拠点を持ち発展しています。
  • 工芸は小倉織がブランド化し、特産となってきました。

しかし、その他の工芸、美術、デザイン、書といったアートは旧態然として遅れをとっています。美術は北九州市立美術館本館が改装工事を終えました。門司港美術工芸研究所、CCA北九州という活動がありますが、地域全体としては美術、工芸、デザイン、書 …の分野をもっと盛んにすることが望まれます。この充実により、北九州の注目度を更に高めたい。

現状

  • 個展 グループ展の開催が少ない 特に若手の発表が少ない
  • 喫茶店のスペースでの個展開催は増加傾向にある
  • 県外の美大に進学して卒業しても戻ってきて発表の場、活躍の場、就職先
    が少ない
  • 若手芸術家を育てる環境が整っていない
  • 展覧会に100号の大作を出品した後、その作品は倉庫に収納される
  • 市民がギャラリーを覗く習慣が弱い
  • 優秀な人材は市外・県外に流出している
  • 美術館主催の公募展があってもよい
  • 書の分野は優れた先生方がおられるが、それに続く人が少ないように思う
  • 居酒屋が沢山あるが、看板の筆文字に良いものは少ない
    素人の手によるものが目立つ
    書を専門にやっている者に商業的な文字制作の参加を促すとよい
  • 公共施設、病院、医院、企業等が美術作品を買い上げる仕組みを作りたい
    ニューヨーク、韓国は新しい建築物の建築費の1%を美術品の購入、設置
    に使うという条例があると聞いた
    北九州市、近郊の市もこれに準ずる条例ができないか
  • ものづくりにデザインをと言われるが、デザイナーが育つ仕組みが整って
    いない
  • デザイナーが活躍できる街は利便性が向上し、美しさ、楽しさが増すであろうデザイナーの育成を図りつつ、デザイナーの活躍の場を拡げたい
  • 絵画などの平面作品は多少売れるが、立体作品となると買う人はごく
    少ない
  • 美術大学出身者で地元に戻り、家具製作に励んでいるデザイナーが
    数名いる皆ギリギリの経済状態で頑張っているので、彼らに光を当て、
    支援する方法はないか 他の工芸分野も然り

……

など、発起人の一人として北九州の文化を30年見渡して感じることです。他の立場から眺める人はまた違った意見があると思いますので、広く意見交換をしつつ、地域の文化の充実を図っていきたいと思います。
北九州ミケランジェロの会がその協議の場となればよいと思います。

ミケランジェロは1500年前後、イタリアルネサンス時代の旗手として、絵画、彫刻、建築に亘りその才能を発揮した2000年間に一人と言ってよい芸術家です。
このミケランジェロに肖り、北九州市及び近隣の市の芸術(美術、工芸、デザイン、書…)の振興を図るための発表の場、協議の場として北九州ミケランジェロの会を創設します。

展覧会開催について

  • 第1回は5名の作家を選出
    第2回以降はグループ展でも個展でも自在に考える
  • 会場も限定しない
  • 分野は美術、工芸、デザイン、書 …と広く捉える
  • 作家の選出は将来 選考委員会を設けて実施するのが望ましい
  • 展覧会開催に関して作家には作品制作以外の経済的負担、運営的負担
    をなるべくかけない
  • 作家を会が紹介し、作品が少しでも売れるような機構を作りたい
  • 必要な資金は協賛金、寄付金、各種助成金で賄いたい
  • 展覧会会期中にパーティーを開催 多くの人に集まってもらい、地域文化
    の興隆のための意見交換を行う

■ミケランジェロ・ブオナローティ Michelangelo Buonarroti 1475-1564
イタリア | 盛期ルネサンス

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロと並ぶ盛期ルネサンスの三大巨匠の一人。ミケランジェロは絵画より彫刻こそルネサンスを象徴するに相応しいものだと考え、彫刻家としてピエタやダヴィデ像など素晴らしい作品を残しているが、画業でもシスティーナ礼拝堂の壁画に代表されるよう、他に類をみない偉大な業績を残している。またミケランジェロは彫刻家、画家としての顔の他、建築家としての才を持ち、晩年にはサン・ピエトロ大聖堂の主任建築士として、その作業に没頭した。

  • ピエタ
    イタリア サン・ピエトロ大聖堂
  • ロンダニーニのピエタ
    イタリア ミラノ スフォルツァ城
  • ダヴィデ
    イタリア ヴェッキオ宮殿
  • 最後の審判(部分)
    イタリア システィーナ礼拝堂
  • アダムの創造
    イタリア システィーナ礼拝堂
  • サン・ピエトロ大聖堂

ミケランジェロの会ではひろく賛助会員を募集しています

  • 入会金、年会費等はありません
  • 会主催の展覧会やパーティー他、行事の案内をいたします
  • 可能な範囲で会の運営、発展にご協力ください

下記よりインターネット上での会員登録も可能です
ご不明な点は事務局へお問合せください

●事務局
〒802-0077 北九州市小倉北区馬借1-3-23 d³ Gallery
TEL 093-533-3456 d3-art-studio@f4.dion.ne.jp

発起人代表  大庭 三紀

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